(A)ADHD(H)引きこもり(O)親子関係の悩み(P)パニック障害(E)emotional control略して
AHOPEカウンセラーTAKAこと曽我部隆志(そがべたかし)です。
「昨日も言ったのに、なんでまた忘れるの?」
「メモを取りなさいって、何度言えばいいの?」
そんなふうに娘さんに言ってしまったあと、自己嫌悪で落ち込んだことはありませんか?

僕のカウンセリングには、ADHDの子どもを持つお母さんたちから、こんな悩みがよく寄せられます。
でも、その“できなさ”の背景には、ちゃんと理由があるんです。
“”できない=ダメ“”ではない。僕もそうだった・・・・
僕自身もADHD当事者です。
小さい頃から、
・授業のノートを取る
・話を聞く
・忘れ物をしない
そんな“当たり前”が、僕にはどうしてもできませんでした。
• 授業中、黒板を見ながらノートを書こうとしても、数秒で注意がそれて別のことを考え始めてしまう
• 書こうと思った瞬間に、隣の席の消しゴムの音が気になって止まってしまう
• 家に帰ったら何を聞いたか、すっかり忘れてしまう
先生には「やる気がない」と言われ
親にも叱られて、「自分はダメなんだ」と思って生きてきた。
でも、そうじゃなかったんです!!
やる気がないんじゃなくて、伝わり方が合っていなかっただけって
カウンセラーになって、わかったんだ。
カウンセリングに来てくれたお母さんの話
先日、50代のお母さんがカウンセリングに来てくれました。
「もう娘に何を言っても、響いてない気がして…
“また怒られる”って顔をされると、私の方が泣きたくなるんです」
と、話してくださいました。
お話を聞いていくと、娘さんはちゃんとやろうと努力してたんだけど
「メモしなさい」という言葉が、すごくプレッシャーになっていた。

そこで、次の2つを提案したんだよね。
ADHDの子どもに“伝わる”2つのポイント
① 興味のあることにひもづける
娘さんはK-POPが大好きだったので、
「この英単語、BTSの歌詞に出てたね」
「この数学の図形、韓国のゲームに似てない?」
そんなふうに、好きなことと勉強をリンクさせる工夫を一緒に考えました。
② 感情に残るように話す
大事なことはただ伝えるだけじゃなく、印象に残るように。
「これ、メモしないとまた“やっちゃった”ってなるやつだよ〜(笑)」
「ここだけ覚えとけば、ママがチョコ1個くれるってどう?」
ちょっとしたユーモアを交えるだけで、娘さんの表情が変わったんです。
その後、お母さんに起きた“変化”
2週間後、そのお母さんからLINEが届きました。
「最近、前ほどイライラしなくなって、“一緒にがんばろうね”って言えるようになりました。
正直、あんなに笑顔を取り戻せるなんて思ってなかったです」
僕はこのメッセージを読んで、本当にうれしくなった。
お母さんの“伝え方”が変われば、
子どもはちゃんと変わる。
その姿を、僕はたくさん見てきた。
今日からできる“ちょっとした工夫”5つ
お母さんの毎日が少しでもラクになるように、すぐ試せる行動をまとめました。
• ノートではなく、スマホで録音や写真にしてもOKにする
• 「全部書け」ではなく「ここだけ書こう」と小さくハードルを下げる
• 付箋に一言メモして、机やノートにペタペタ貼っていく
• 書けたときに褒める(努力を認める言葉を添える)
• 「何から始めたらいいと思う?」と、子どもに主導権を渡す
完璧じゃなくていいんです。
“少しでもできた!”という経験を積み重ねることが、自己肯定感を育てます。

より詳しくADHDの子どもとの接し方や、僕のことが知りたいあなたへ。
今回、紹介したようなADHDの子どもとの向き合い方や、
僕がどんな生きづらさを経験してカウンセラーになったのか、
YouTubeで詳しくお話してます。
- お母さんも子どもも笑顔に戻る秘訣
- ADHDの“困りごと”への具体的な工夫
- 僕が、どうやって生きづらさを乗り越えたか
など、ブログじゃ伝えきれないことを、伝えしてます!
気になる方は、YouTubeの方も見てくださいね。
チャンネル登録をヨロシクです!!
あなたの「どう伝えたらいいんだろう?」という悩みが、
お子さんとの笑顔の時間につながるように。
これからも、そんなお母さんたちを全力で応援します✨
今日も、読んでくれて
ありがとうです✨☺️
シェア・転送・転載はご自由にどうぞ
写真の加工.写真の無断使用は、ご遠慮ください。
コメント